芭蕉
(写真:ネットで拾い候。 Thank you!)



おくの細道、,,といえば芭蕉ですよね
弟子の河合曽良を伴って、東北への旅
約150日間で600里ほどの道程を
俳句で表現していく

気功空間は、観察する心が感覚を養ってくれる。
その感覚を養うには
焦らず、全てを任せ自然なる変化を
ひたすら他人行儀に、な~んとなく
ぼや~んと観察しているプロセス中に
微妙なる変化に気がつくことである

観察の数を重ねるごとに、“気ずき”の量も増えていくこと勿論
それも、徐々に、徐々に荒っぽい感じから
繊細な現象/体現へと変化していく

芭蕉が知らない国,東北へ旅したときも
未知の世界への発見は、新鮮なものであり
心に様々な形に響いたであろう

気功に限らず
ものを探求していくことは
とらわれることなく、かたよらずして、
こだわることなく、ひたすら観察することにおいて
ものの変化の有様に気ずくことであろうか

気功空間とは
昔風の日本のお家のようなものである。
仕事なり外出から帰ったとき
シャレタお家なら表玄関の戸を開ければ中庭
という別の世界が広がっていく
内玄関にたどり着くまでには、
ガサガサしていた心の中も和らいでくるだろう
履物をぬいで、座敷の匂いをかく頃には
心身ともに静けさに同調しているだろうし
ま、その上畳にしかっと坐るならば、、、

文明が進めばすすむほど、めまぐるしい
日常のリズムに心身ともにすり減らしていくこと多し

日々の生活で、せめて20分程の“静かな空間”を
味あえるならば、、、